窒素施肥流域における物質循環および水文プロセスの長期的変化


責任者  福澤加里部・北管理部・助教


概要

窒素沈着の増加が窒素をはじめとする物質循環と水文プロセスに及ぼす影響を明らかにするため、窒素施肥による窒素沈着量の操作実験を行い、河川水質および流量観測を行う。この窒素施肥実験は2001年から実施されており、短期的には付加された窒素は生態系内に保持されることが明らかになっているものの、中長期的な変化を追跡することも必要であることから、継続して窒素施肥と水質・水文観測を行う。また、14年間の継続的な窒素流入が土壌-植物-微生物系の窒素動態や生産性に及ぼす影響について、土壌や細根サンプリングなどにより明らかにする。施肥流域では、毎年融雪時期後期に人力で粒状の硝酸アンモニウムを50 kgN ha-1散布し、施肥を行わない対照流域との間で比較する。各流域の末端部において河川水を採水する。流量観測では量水堰での水位の自動観測と定期的な水位測定により、年間流出量を評価する。


期間 2015年4月1日~2018年3月31日


実施研究林(担当者)

中川研究林 (奥田篤志・技術専門職員)

北管理部   (福澤加里部・助教)


共同研究者

柴田英昭,野村睦, 小林真(北海道大学)


成果出版の目標

2018年までに1本の論文を國際誌に投稿する