利用終了報告書(様式森2)
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利用終了報告書の記入例および記入方法について

学術調査研究などの目的での利用が終了した場合は、「利用終了報告書(様式森2)」を

利用申請受付担当にE-mail(添付ファイル)で提出してください。

 

 (様式森2)

北海道大学北方生物圏フィールド科学センター
利用終了報告書

2012年 1212日  

森林圏ステーション長 殿

      貴センターを利用して行った調査研究が終了しましたので報告します。

報告書提出年月日を記入してください。



受付番号 F2012 - 64 

調査研究課題名
地球温暖化に対する北方森林生態系の反応:電熱線を使った野外操作実験

 

1.        利用の内容について,簡潔にお書きください。
近年、世界各地において温暖化に関する操作実験(温室実験、オープントップ・チャンバー実験、赤外線ヒーター実験など)が行われるようになってきた。本研究林では、北方森林生態系が今後どのように応答するのかを考察するために、人為的に電熱線を使って200年生のミズナラ成木の根圏(地中)と枝の温度を5℃上昇させ、その生理生態応答、葉形質、食害度を調べる。実験は林冠クレーン及び林冠ジャングルジムのある森林で行った。土壌から林冠までを層別にさまざまな応答を調査できることも本実験の特徴である。また、地球温暖化に対する生態系全体の初期応答を解明するため、土壌や昆虫、植物生理、リモートセンシング、森林生態といった各方面の専門家とともに共同研究を行っていることも特徴である。

 

2.       得られた研究成果の概要(要旨)をお書きください。
申請者の専門である昆虫と植物の相互関係の応答について述べる。土壌の温暖化は葉の窒素含量を減少させ、二次代謝物質の一つであるフェノール量を増加させた。これは、植食性昆虫(鱗翅目幼虫)に取って植物の味が低下して、お腹を壊す物質が増えたことを意味する。そのため、土壌を温暖化したミズナラの葉の食害度は低下した。一方、枝の温暖化は葉の形質も食害度にも影響を及ぼさなかった。つまり本実験から、温暖化は地上部の温暖化より地下部の温暖化の影響の方が重要であることを示している。

 

3.       成果の公表方法および予定時期についてお書きください。
   (卒論・修論・博論・学術雑誌・報告書等)
国際誌にて論文として結果を報告する予定。
2012年度に植物と昆虫の関係の論文を投稿予定。
以下の論文が既に発表されています。
Nakamura M et al. (2010) Experimental branch warming alters tall tree leaf phenology and acorn production. Agricultural and Forest Meteorology 150: 1026-1029.
Matsunaga SN et al. (2012) Seasonal variation of isoprene basal emission in mature Quercus crispula trees under experimental warming of roots and braches. Geochemical Journal 46: 163-166.


4.       研究林に管理を一任するデータがあればお書きください。
特にありません。




氏名_森林_太郎______________

所属_××大学農学部____________

職名_教授_________________

20080501