
中川研究林では5/17(日)に自然観察会2026春を開催しました。
毎年恒例になっている「琴平の滝」までの道を春の花を見ながら散策します。
今回の参加者は6名と例年より少数ではありましたが、その分解説等も聞いてもらいやすかったのではないかと思います。
遠いところでは札幌からも参加していただきました。どうもありがとうございます!

朝9時前に音威子府事務所前に集合し、受付が終了したら出発!
晴天ではあるものの、春の風の冷たさが残っています。
今年度3月に開通した国道40号音中道路を通り、散策路の入り口を目指します。
道中、音中道路建設に伴う研究林の取り組みを解説しました。

音中道路にはグリーンブリッジとボックスカルバートと呼ばれる、高規格道路によって分断された森林を、動物たちが横断できるように設計された構造物があります。
中川研究林ではそれらをどんな動物たちが、どのくらいの頻度で利用しているか調査しています。
古いところで2007年から調査をしており、最も多く利用しているのはエゾシカで、他にもヒグマやキツネ、タヌキ等多くの動物が利用していることがわかっています。
※写真:昨年にカメラで撮影されたヒグマ

解説を終え、しばらく進むと散策路の入り口に到着。早速出発です。
道中いくつか川を渡るポイントがあるため、長靴を着用しての散策です。
川の水は澄んでおり、ヤマメの稚魚を見ることが出来ました。
去年もサクラマスが遡上してくれたんだな~としみじみ思います。

道中では様々な春の花を見ることが出来す。
当日はエゾエンゴサク、ニリンソウ、サンカヨウ、エンレイソウ、オオバナノエンレイソウ等見ることが出来ました。
雪解けが早かったため、開催時期を昨年より早めましたが、春の花の時期には少しだけ早かったようです。次回以降の反省ですね。

2時間程かけて歩き、目的地である琴平の滝に到着です。すぐそばにあったサクラの木がまだ開花していました。ここには春がまだ残っています。
天気が良かったので滝の近くでお昼ごはんを食べることが出来ました。
滝のしぶきを浴び、川のせせらぎを聞き、桜の花を見ながら食べるおにぎりはおいしさもひとしおでした。

昼食後は足元に気を付けながら川を下り、事務所に帰ったのちアンケートを記入していただいて解散となりました。
首元を抜ける風が少し冷たい中でのイベントでしたが、天気も良く気持ちの良い自然観察会となりました。
自然と人間生活のための構造物が隣接しているのもこの場所の大きな特徴です。
今後も音中道路をめぐる研究林の取り組み
に注目していただければ幸いです。
中川研究林 高橋
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