福井県立大学生物資源学部 角田智詞准教授、北海道大学北方生物圏フィールド科学セン
ター森林圏ステーション中川研究林 鈴木智之准教授が参画するドイツ統合生物多様性研
究センターを中心とした国際共同研究チームは、北米原産ながら、現在は北半球の幅広い環
境に定着成功した雑草・ヒメムカシヨモギの遺伝的多様性と構造の地球規模のパターンを、
大規模な集団ゲノム解析から明らかにしました。
図 1 のとおり北半球を網羅するように、原産地域と侵入地域から合計 280 のヒメムカシヨモギ個体群の遺伝的多様性と構造を評価した結果、ヒメムカシヨモギの侵入動態は、複数回の導入と個体群間の交雑、および系統選別によって駆動されていたことが示唆される一方、一部の遺伝子型がヒメムカシヨモギの世界的な拡散に不釣り合いに大きく寄与していたことが明らかとなりました。この論文は、2026 年 5 月 20 日に国際学術誌「Molecular Ecology」にオンライン掲載されました。
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