「森林(もり)の市(旭川地方木材協会など主催)」が7月27日(日)に旭川市で開催され、北方生物圏フィールド科学センター研究林が初出展しました。
本イベントは今年で38回の開催を迎える地元の恒例行事で、のこぎりで丸太を切る競争や家具作りなど様々な体験を通じて実際に木に触れ、木の魅力を感じてもらう催しです。
今回が初参加の研究林からは、木の部材でアクセサリーやオブジェを手作りする「森のハンドメイド」、マツやミズナラの苗木で鉢植えのジオラマを作る「小さな森づくり」、斧を使った薪割り体験コーナー、研究林謹製の木工品展示販売など、木に触れて遊びながら木材の素晴らしさを感じていただける参加体験型のブースを出展しました。当日は雨が降ったりやんだりの天気でしたが、いずれのブースもご好評をいただき、行列ができるほど市民や親子連れで賑わいました。
また、一般参加の丸太切り競争に研究林の職員が「北海道大研究林」チームとして出場し、その健闘ぶりに観客から大きな声援が飛んでいました。
今後も研究林では市民の方々に森林の魅力や重要性を身近に感じてもらえる取り組みを積極的に行っていきます。


左)小さな森づくりブース 右)箱の中身はなんだろな?