【北管理部】サイエンスカフェ:森と社会と(ちょっと)未来のはなし:第2回「価値のある森林を育てる方法を考える」を開催しました

 1月15日(木)に総合博物館1Fの休憩スペースで、サイエンスカフェ「森と社会と(ちょっと)未来のはなし―価値のある森林を育てる方法を考える―」を開催しました。昨年10月にはじまったこのシリーズ、今回はその第2回。北方生物圏フィールド科学センター(以下センター)と北大森林研究会(以下森林研)、一般社団法人「白樺プロジェクト」の3者の主催で、本学の教職員・学生に加え、地域で活動する社会人が共同して運営しています。とくに企画から広報、会場、進行まで、森林に関して多彩な活動を続けている森林研のメンバーが全面的に準備・設定して開催に至りました。

 18時45分の開始時刻には、ミュージアムカフェぽらすさんのドリンクを手にした約40名の参加者で、会場は満席となりました。今回登壇したのは、センターの吉田俊也教授と、森林研の安齋暢仁さん。吉田教授の専門である「天然林施業」(天然林からの持続的な木材生産)をおもなテーマに、安斎さんがさまざまな角度からインタビューする対談形式で進行しました。全体の構成は「これまでの話」と「これからの話」に大きく分けられ、前半は吉田教授の研究との出会いとその後の発展について。大学学部・院生時代のブナ林の研究や、北大研究林赴任後のシラカバ育成の研究が紹介されました。少々専門性が高くなってしまうことも想定して、森林研メンバーが作成した「予習資料」を事前に配布する工夫も加えました。休憩をはさんだ後半は、天然林施業やその研究の将来にむけた展望について。会場からは天然林の特徴や現状、自然資源の管理の目的など多くの質問もあり、20時半の閉会まで打ち解けた雰囲気のなかで穏やかな交流が広がるひとときとなりました。

北海道、そして本学が誇る豊かな自然を対象に、科学と社会・市民、川上(森林)と川下(都市)とのつながりを深めることを目的としたサイエンスカフェ。今後、第3回も検討していますので、ご興味のある方のご参加をお待ちしております!

質疑応答の様子                         企画を担当した北大森林研究会のメンバーと吉田教授