【和歌山】和歌山研究林創立100周年記念の式典等を開催しました

 秋晴れの穏やかな天候となった10月30日(木)に、北海道大学和歌山研究林創立100周年を記念した式典ほか関連行事を開催し、来賓や地域住民、学生ら約150名の方々にご参加いただきました。

 100年の長きにわたりともに歩んでこられた平井地区、古座川町、和歌山県の皆様に感謝し、次の100年に向けての連携と発展の新たなスタートを感じさせられる1日となりました。

 まず式典の前に研究林内の大森山保存林へ赴き、モノレールの車両増設並びに軌道延伸の除幕式を実施しました。式の用具はみな当研究林職員の手作りで、狭いレール上での工夫を凝らしたテープカットは皆さんに楽しんでいただけました。

 式典は当研究林庁舎の隣にある平井区民館で開催しました。本区民館は今年、学生実習などでの地域活性化活動の一環で内外装のペンキ塗り替えや畳干しを行い綺麗になっていました。

 そこへ横断幕や紅白幕、お花紙で飾った立て看板に加えて、区民館で長い間眠っていた富士山が描かれた背景幕も設置して、会場は華やかな雰囲気となりました。

 当研究林の岸田林長が司会進行を務め、主催者を代表して北方生物圏フィールド科学センターの宮下センター長が挨拶を行い、本学を代表して寳金総長から挨拶がありました(なお本学からは横田理事、行松理事も壇上列席)。

 来賓からは、和歌山県の友井副知事、古座川町の大屋町長、和歌山大学の本山学長から祝辞を賜りました。

 来場者への記念品は当研究林のヒノキから作った木製マグネットで、代表して平井区の羽山区長へ手渡されました。式典は和歌山県の伝統文化ともいえる餅まきで締めくくりました。餅は前日に地域住民とつくって当日学生らと袋詰めした餅米4斗分でした。 

 そのあと研究林庁舎前へ移動して、祝賀祭を開催しました。古座川ゆず平井の里の人気ジュース柚香ちゃんで乾杯をして、猟師さん特製の猪鍋、古座川ジビエのシカ肉ソーセージ、差し入れの茹でモクズガニが振舞われ、学生による芋餅の餅つき実演で会場は盛り上がりました(※北海道の芋餅とは別物で、餅米とサツマイモを混ぜてつきあげた餅)。

 懇親会は区民館に戻って開催しました。アユやカツオ、マグロなどの地元産料理の前で話が弾む中、学生実習がきっかけで結成した学生サークル「ワタリドリ」が今後の古座川町での取り組みについて熱弁し、意見交換が行われました。

 当研究林は教育・研究の充実に一層精励する所存でございます。今後ともご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

(和歌山研究林 馬谷)